詩×私の作品(雑貨)
10月に開催された「ビブリオ・フェスティバル2014」
にて知り合った詩人の皆様が、
私の雑貨を気に入ってくださり、
それに詩をくださるという…
なんとも なんとも なんとも
贅沢なことが起こりました。
皆様本当にありがとうございました!!
この記事ではそれをご紹介させていただきます。
◼︎「自転車のブローチ 夜ver.」には、
梁川梨里さんが詩をくださいました。
その詩をイメージした画を私が描き、
コラボ詩画が生まれました。
そしてフリーペーパーにもなりました。
近々ですと、
第十九回文学フリマ http://bunfree.net の
梁川梨里さんのスペースにて配布します。
スペース番号は、【E-36(1F)】
お手に取っていただけましたら幸いです。
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【夜の自転車】
もう、夜の舟が出てしまう
白い河が櫂を渡した
星々は
ペタペタと冷たい足で
点滅を渡ってゆく
さあ、その足で行くよ
胸に光を灯せば
何処へでも行ける
少年の日に
髪に残った記憶が
黒を横切る今夜の風だ


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◼︎「田んぼのメッセージレターセット」には、
しゆうさんが詩をくださいました。
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「田んぼ」 しゆう
稲の足もとで遊ぶオタマジャクシを探す。
ずぶり潜る足の先の冷たさを思い出す。
おんぶバッタにイナゴ。
稲穂と同じ色をして。
ここは故郷と同じ匂いがする。
からりと晴れた空と人。
「また来たいね」
長い髪が揺れた。
近藤愛子さん 作品によせて
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◼︎「一筆箋 雪・冬毛 春・綿毛」には、
愛皮さんが詩をくださいました。
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「十五夜」
月まで届くかな
雪の日の冬毛灰色の世界
色もにおいも
春の日茶色い短毛
タンポポの胞子
風もにおいも
さみしがりな私の
思いものせて
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雑貨に感情やストーリーが生まれました。
これらの雑貨をお手にとっていただいた皆様の、
雑貨の見方が豊かになるような詩ではないかと、
私は感じています。
詩人の皆様、本当にありがとうございました!
大切にします。
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