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中之条ビエンナーレ2013ご協力ありがとうございました。

中之条ビエンナーレ2013(http://nakanojo-biennale.com/)では、たくさんの方にご協力をいただきました。
本当にありがとうございました。


作品「The cabbage field〜poly-p〜」については、
前回の記事に少し書いています。→前回の記事



そして、たくさんのご感想をいただいています。


何かを育てているみたい/何かを培養しているみたい/フワフワする/穴に入ると足に根が生えたみたい/SFチック/養蚕をイメージしているようだ/穴に入ってキャベツの気持ちになってみようとした/不思議/幻想的/素敵/扉をあけた瞬間空気の違いを感じたのが印象的/長く居た方がいい/穴に入りずらい/この空間に閉じ込められたら嫌だ/暑く蒸していて落ち着いて鑑賞できない/換気口?ファン?/ザワザワする/ジワジワ面白くなる/少し怖い/女性らしい/母親の胎内にいるようだ/動きをずっと見てしまう/写真を上手く撮れない/もっと思い切りやって欲しかった/違う時間帯でも見たい/いろんなイメージが湧いてきた/ワクワクする/空間の空気が懐かしい/無機質さと自然な動きが一緒になっていて面白い/良くわからない/etc…




多くの皆様が、視覚だけじゃなくいろんな感覚を使っていろんな角度からご鑑賞くださっているようで嬉しいです。
ありがとうございます。







このインスタレーション作品を展開している
伊参スタジオの栽培温室ですが、
元々はこのような状態でした。

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以前までのビエンナーレでは使われたことが無い場所で、
掃除は凄く大変でした。
かなりの時間を使いました。

虫…温室の主がたくさんいました。
良くハチが巣を作りにやってきました。


そして何より暑い!!
猛暑の中、日差しは強く湿度も高い温室での作業は、
命の危険が伴う感じでした。。



そんななか!
掃除を含め、様々な作業を手伝ってくださったのが、
地元の方々です。
管理人さんや元副町長さん、ご近所の方々、
皆さんとってもかっこ良いんです!
優しいし、頼まなくても当たり前の用に手伝ってくださる。
中之条の町民の皆様の優しさを代表した…ビエンナーレ代表選手という感じでした。

それぞれ技を持っていらっしゃって、
私がとろとろ作業していると
ササッと工具を取り出してくださって
ババっと終わらせてくださって。

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また効率の良い方法なども考えてくださったり、
本当に頼もしい存在でした。



雨漏り補修では
特に大変な作業をしていただきました。
はしごなども自前で。
トラックに積んでもってきてくださって。
トラック率が高い。

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どうしてこんなにご協力いただけたのか。

皆さんが中之条での日々の生活や、
ビエンナーレと関わる中で自然と得られているスタイルなのかなとも思いました。

中之条の人=中之条
ってやっぱり素晴らしいです。



それから良く帰り際にお野菜をいただきました。
その日とれたキュウリ、ナス、トマト、タケノコ…
お昼にカレーなどをいただいた日もありました。
とっても美味しかったです。
地元のお母さん方にも本当にお世話になりました。


それ以外でもお店や旅館などサービスが多くて。
食べ物のボリュームが凄くてw
これも中之条の色なのかなあと思いました。




私から少しでも返せているものがあれば良いのですが。
皆様、本当にお世話になりました。
ありがとうございました。














そして、吉井町の山崎製作所(http://e-bankin.com/)の山崎将臣さんや会社の皆様にも、
本当にお世話になりました!!
作品のステンレスのカットをお願いしました。
他にも様々な相談に乗ってくださって。

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山崎さんは、アート製造project「カロエ」(https://www.facebook.com/ProjectQualoe)の代表もされています。
大活躍中で、大変お忙しい中お時間を度々いただきました。
ご協力感謝申し上げます。

最初、私の師 高橋綾先生が山崎さんへ繋いでくださいました。
先日、高橋綾先生ともう一人の師 下山肇先生のユニット「ピオリオ」が、
神戸ビエンナーレ2013(http://kobe-biennale.jp/)で受賞をされたそうです。
この作品もカロエと共に制作されたということです。
見に行きたいと思っています。

皆様本当にありがとうございました。










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ビエンナーレ関連で新聞などに載りました。
以下4つ。嬉しいです。



■毎日新聞 9/24(火) WEB版→http://mainichi.jp/feature/news/20130924ddlk10040060000c.html
アーティストトークでは相変わらず堂々とは仕切れなかったですが、
言いたかったことはだいたい言えたと思います。

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■上毛新聞 10/2(土)
群馬の作家の一人として取り上げられてます。

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■近藤公園の作品
「新聞紙でつくる建築」/アマテラス都市建築設計+あがつま御縁屋

で発行されている「THE NAKANOJO BIENNALE TIMES」!

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■群馬県立女子大学のアートマネジメントなどを研究されているゼミにも取材していただきました。
【やま・さと応縁隊】群馬県立女子大学×中之条ビエンナーレ ステキ発信プロジェクト
のフリーペーパー。

県立女子大は、私の母校です、OGとして書かれています。
良い活動ですね〜大変そうですが、応援しています。
ブログでも発信されています。→http://kennjyosuteki.blogspot.jp/

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-------------

また、3月にアーツ前橋(http://artsmaebashi.jp/)の内覧イベントで、
「ダイニング•プロジェクト」で展示デザイン制作を担当させていただきましたが、
その時のことが本「前橋市における美術館構想 プレイベントの記録」
にまとめられています。この顔の肉感…

ビエンナーレの会場のSATORIにも置いてありました。

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-------------


おかげさまでビエンナーレに入ってから、
tsumujiショップに置いてもらっている紙雑貨だいぶ売れてます。
度々納品しています。
シールデザインさせてもらった焼きまんじゅうジェラートと高原花豆ジェラートも
いつ行っても品薄です。

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あらゆるところで、盛り上がっている中之条ビエンナーレ2013!


このブログ記事は自分のこと中心に書きましたが、
ほぼ全ての作品の鑑賞を終えまして、
充実感でいっぱいです。
関われて本当に良かったです。







先日は六合エリアのツアーに参加し、
夜は四万温泉の千と千尋な積善館に泊まりました。
湯治場って感じを満喫。

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スマートボールも楽しかった〜
四万川の明かりもきれいだった〜







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「The cabbage field〜poly-p〜」/近藤愛子

【中之条ビエンナーレ2013】に出品中の
私、近藤愛子のインスタレーション作品です。


動きを作ってある作品であり、
また、視覚以外でも感じていただける作品になっていると思いますので、
写真はあまり適したツールでは無いかもしれませんが、
会期があと1週間ということで、この記事を作りお知らせすることにしました。


これまでのたくさんのご鑑賞、ありがとうございました。










伊参エリア内「伊参スタジオ」にて展開中。

毎年伊参スタジオに人と自然の力によってつくられ、
来訪者をもてなしながら葉を重ねる(成長する)
キャベツ畑を意識した作品です。


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キャベツ畑の奥に、
作品空間があります。
以前、栽培温室として使っていたところです。



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キャベツを覆っていた寒冷紗がとれた現在。
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鑑賞者の皆様には、土の丸い穴に入って見ていただくことになります。



消費されるポリ袋や人工エネルギーによる 動き、音、光、

自然光とのバランス、土のにおい、湿度(もわ〜っ…っとしています)



などを感じていただきたいです。



私は人工物も自然を通過している、自然から使わせて貰っているという考えでいます。

キャベツ畑との
対比と共生
を考えて作りました。







入り口。
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皆さんに入っていただく丸い穴(写真にははっきり写っていない…)。
入ると、一体感を感じていただけるかもしれません。
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冒頭に書きましたが、これは動く作品です。
下に仕込んである人工エネルギーによる風によって動きます。
それは実際に見ていただければ幸いです。

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中の丸い窓からキャベツが見えます。

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逆にキャベツ畑から中も見えます。

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外から窓に近づいて見ると、
窓にキャベツが映って中の作品と重なります。

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そして、
朝〜昼〜夕方の鑑賞時間で、
空間の外と中のバランスが変わって行きます。

これも対比と共生の一部と考えています。






朝。
丸い窓からダイレクトに外の光が入ってきます。
移ろい、LEDの光に被さることもあります。

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昼。
一番明るいところは真上の自然光で、丸い穴から見えます。
同じような並びにしてあるLEDの光の存在は消え気味です。

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夕方。
キャベツ畑の方にLEDの光が広がっていきます。

IMG_9658.jpg

6.jpg






体感していただければ幸いです。
宜しくお願い致します^^*
あと一週間!











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次の記事は
お世話になった方々のことや、新聞などに掲載していただいたことや、販売していただいている雑貨のことなどを書きたいと思います。

コンセプトをはっきり書くは迷っています。
多分次の記事あたりで書きます。






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